ラベンダーや、実は調子の悪いローズマリーも、アルカリ性の土が好きなんですよね。
ということで、今回は「ミミズの土」=ミミズコンポストのpHについて。
実は、ミミズの排泄物(いわゆるミミズ糞)には、土壌のpHを中性〜弱アルカリ性に保つ効果があります。
- ミミズは体内で 炭酸カルシウム(アルカリ性) を分泌し、それを糞と一緒に排出します
- 結果として、酸性に傾いた土壌を中和してくれる働きがあります
- 実際、ミミズ糞自体のpHは 7前後(中性) のことが多く、土壌改良に最適!
ただし、生ごみなど酸性になりやすい素材を入れすぎると、一時的に酸性に傾くこともあるそうです。
これはミミズのせいではなく、投入する素材のバランスの問題。
以前は野菜くずも入れていましたが、あまり好んでいない様子だったので、
今は人間が食べた後の果物の皮やタネを中心にしています。
どうやら、マンゴーやバナナのような「柔らかくて甘いもの」が好きみたい?
味覚までは分かりませんが、「柔らかいものが好き」というのは確かなようです😄
💬 よくある質問:ミミズと卵の殻の関係
調べてみると、こんな質問をよく見かけました:
- ミミズは卵の殻を嫌がる?
- 殻の角で体が傷つかない?
- 消化に良いの?
- ミミズコンポストに卵の殻って必要?
答えは……
ミミズは卵の殻、大歓迎です!
卵の殻は主に炭酸カルシウムでできており、
ミミズの消化を助けるうえに、コンポスト内のpHバランスを整える効果もあります。
調べながら思いました。
「世の中には、ミミズの健康や快適さを本気で考えている人がこんなにいるんだ!」と。
(私のまわりにはいないけど…😅)
🔧 卵の殻を与えるときのコツ
- しっかり 乾燥させてから砕く
- できれば 粉末状に(フードプロセッサーやすり鉢などを使って)
大きな殻のままだと、ミミズの体を傷つけてしまうおそれがあるので、
丁寧に処理することが大切です。
ということで、
わたしもたまっていた卵の殻を、そろそろプロセッサーにかけようと思います。