チビ庭に現れた“気になる木”の正体は?

ガーデニング

三年前のある日、我が家のチビ庭に突然木が育ち始めました。もちろん、何も植えた覚えはありません。当時はコンテナしか使っておらず、地植えできる場所は庭の3分の1にも満たないほど。でも、その木はまるで“ジャックと豆の木”のようにぐんぐん成長しました。私はそのきれいな緑の葉を見ては毎日喜んでいました。

そして昨年の4月、白っぽいラズベリーのような実がたくさん実り、鳥やリスたちが大喜び。ですが、実が終わるとさらに木は成長を加速し、なんと平屋の屋根を越える高さに!

「この木、何の木? 気になる木〜♪」と昔のCMソングを思い出しながら調べたところ、**Mulberry(桑の木)**であることが判明。大きくなりすぎる前に切ることを勧められましたが、すっかり愛着がわいてしまい、枝をかなり落とすことで様子を見ることにしました。

そして今年の春、また実がなりました。さっそく、気の早い鳥やリスが食べにやって来て…私もふと思いました。「人間も食べられるのかな?」

調べてみると、桑の実は人間でも食べられることが分かり、私もこっそり味見してみることに。素朴な甘さで、私にはどこかライチーのような風味。ラズベリーやブラックベリーのような果実感もあって、なんだかとても楽しい気分になりました。


まさか、こんな小さなチビ庭に、こんなに大きな楽しみがあるなんて…
本当に感謝です。

これ以上幹が太くなっては大変なので、今年の夏も、また様子を見ながら枝を落とすつもりです。
できれば、長く楽しみたいな。

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