以前、とある職場を訪問したときのこと。
30人ほどが働いているそのオフィスのランチルームで、ふと目に入った張り紙がありました。
「コーヒーのカスは捨てないで」
「バナナの皮は捨てないで」
思わず、ニヤリ。
これはもう、やってる人がいるなとすぐにピンときました。
きっと誰かが家庭菜園やコンポストに活用しているに違いありません。
コーヒーのカスといえば、私の中ではまず「ブルーベリー🫐」。
酸性の土を好む植物にぴったりなんですよね。
そして、バナナの皮も万能肥料として有名。
ミネラルも豊富で、自然派の栽培にはありがたい素材です。
こうした知識があると、
「もうこれはゴミじゃないな」と思えてくるんですよね。
外でバナナ食べても皮を持って帰ってしまうぐらいに。
けれど、私の隣にいた人はというと…
「え?なんで?それって何のために?」
と、ちょっとキョトンとした様子。
そうなんですよね。
興味がない人にとっては、ただのゴミ。
しかも、その場に専用の入れ物も置かれていなかったので、
「どうすればいいの?」と思われても無理はありません。
我が家でも、リサイクル素材の扱いにはちょっとした工夫が必要です。
たとえば、卵の殻。
最初はそのまま置いていて場所をとっていたのですが、
「そうだ、先に割ってしまえばいいんだ!」
と気づいてからは、乾いた殻を粉々に砕いて、
空のペットボトルにためるようになりました。
そしてコーヒーのカスも、しっかり乾かさないとカビが発生してしまうので、
「乾燥第一!」を心がけています。
とはいえ、こういった素材がキッチンに集まると、
やっぱり何だか片付かない…んですよね。😅
それでも、「もったいない精神」が勝ってしまう今日この頃です。