掃除が必要かなと見回していたら、ネギに真っ黒なイモムシが。……これは、見たことがありません。
虫や植物って、調べるのが意外と難しいんですね。てんとう虫やカタツムリならすぐ分かるけれど、見慣れない種類を特定するのって本当に大変です。
色や模様にも個体差があるし、写真を見てもまったく同じとは限りません。どうやら、地域によって見た目が違うこともあるようで。「あ、これだ!」と確信できる画像には、なかなか出会えません。
そういえば、日本にいた頃は、てんとう虫といえば赤くて黒い点があるあの定番の姿ばかり。でも、こちら(テキサス)では、黄色いのや二つ星のてんとう虫を公園で見かけたこともあります。環境が違えば、色々と状況が変わるものですね。
🔍調べて分かったこと
できるだけ特徴を頼りに検索してみたところ、おそらくこれは
スズメガ(Sphinx Moth)の幼虫 — 黒化型ホーンワームらしいです。
🔎観察内容まとめ
- 体色:真っ黒で毛がなく、スベスベと光沢のある質感(皮膚?なのかなぁ)。ベルベットみたいな見た目。
- 形状:体の先に「つめ」や尖ったものがあり、お尻には柔らかくて無害な角(horn)。
- 模様:足の上には白い斑点が並んでいます(呼吸孔=スパイラキュール)。黒のベルベットにブルーグレーの点が入っていて、ちょっとおしゃれ。
- 行動:じっとしていて、葉にぴったり張り付くようにして動かない。ネギの上に一匹だけ。(……どうやってここまで来たんだろう?)
- 場所と状況:テキサス州、雨の後に発見。
大人しくて、見た目も綺麗で無毒。調べたら、成長すると美しい模様のある蛾になるそうです。
とはいえ……ネギやトマトは食害されるかもしれないとのこと。ちょっと悩んでいたら、どうやら鳥やトカゲが天敵らしく、よく食べるらしいです。
なので様子を見ることにしました。😅
知らなかったのですが、テキサス州には毒を持つ毛虫やイモムシが何種類もいるそうです。
触れると痛み・かゆみ・かぶれ・発疹などの症状が出ることもあり、特に小さなお子さんや肌が敏感な方は注意が必要かもしれません。
ちなみに、鳥がプランターから引っこ抜いたマリーゴールドは、どんどんシワシワに……。
まぁ、仕方ないですね。😢