先日、近所のスーパーの前を通りかかったときのこと。
ふと足が止まりました。
店先に並ぶラベンダーたちが、まぶしいほど元気に紫の花を咲かせていたんです。
お日様をたっぷり浴びて、まっすぐ空を見上げるその姿に、思わず「えっ……うちのと同じ品種?!」と目が点に。
というのも、うちのラベンダーは、今年の春に買ったばかりの鉢植え。
ところが今では……地面を這うような姿に。
私はすっかり「これは成長したら横に広がるタイプなんだ」と思い込んでいました。
でも、違ったんです。原因は日当たり不足でした。
実は、もうひとつのラベンダーは元気に育っていたので、つい安心してしまって。
さらに、お店で買ったときにはどちらも日陰に置かれていたため、「日陰が好きなんだろう」と、思い込みに拍車がかかってしまいました。
今頃、ラベンダー栽培の基本メモ
🌞植え付け場所
健やかな成長と花つきを目指すには、1日6時間以上の日照が必要です。
ラベンダーは**水はけの良い弱アルカリ性(pH6.4~8.3)**の、岩や砂混じりの土を好みます。
- 水はけ改善:上げ床や盛り土が効果的。
- 風通しの確保:株間は90cm以上空けて。
- 注意点:排水の悪い場所や粘土質の土には植えないで。
💧水やり
- 植え付け直後はたっぷりと水を与えます。
- 最初の生育期(特に暑い季節)は週2回程度の水やりを。
- 根付いてからは月1回程度、または雨の量を見ながら。
※ 病気予防のため、株元に水をあげましょう。スプリンクラーは避けて。
🌿土壌と肥料
- 肥料は基本的に不要。与えすぎると香りや花つきが悪くなることも。
- 土壌は肥沃すぎず、水はけのよいものがベスト。
🌱今できる応急処置
家にあるもので、できることから始めました。
①重曹水で土壌改良
重曹(ベーキングソーダ)大さじ1を約3.8リットルの水に溶かし、土に施肥。
即効性はあるものの、持続性がないため、少量ずつ様子を見ながら使うのがポイント。
②卵の殻を混ぜる
乾燥させて砕いた卵の殻は、カルシウム補給とアルカリ度アップに効果的。
しかも、身近にあるものでできるエコな方法です。
普段から集めていたので、早速活用してみました。
あとは、しばらく様子見ですね。水やりも控えないと。暑いからといって全部の植物が毎日水が欲しい訳ではないと学びました。
ラベンダーに合った環境に整えて、また元気な姿を見せてくれるのを楽しみに待ちたいと思います。