レンゲの花の思い出

ガーデニング

自然農をされている方のYouTubeを見ていたら、「数年したら自然とレンゲが咲くようになった」と話されていて、久しぶりに可愛いレンゲの花を目にしました。

それで、ふと思い出したんです。

昔、地方都市の郊外に親戚が住んでいました。何かの集まりで訪ねたとき、近所には一面のレンゲ畑が広がっていて——。

大人4人に子ども6人ほどで、のんびりと散歩に出かけました。
レンゲの花を摘んで、髪飾りや腕飾りを編んだり、全員でかくれんぼをしたり。
最後まで見つからずにじっと隠れていて、「帰るよ〜」の声でようやく動き出したこともありました。それまで、まるで化石のように固まっていたのに、仕方なく(笑)。

自然がまだ身近にあった頃の、楽しかった時間です。

摘んでも摘んでも減らないレンゲの花。
かくれんぼができた広い畑。
楽しくて帰りたくなかったあの時間……。

今思うと、本当に贅沢な環境だったなぁと思います。

でも、数ヶ月後に再び訪ねると、そのレンゲ畑は水田になっていました。
レンゲはすき込まれて、土の肥料になったのだそうです。

もう一つ、心に残っているのは、近くにあった小さな川のこと。
川縁に蔓が伸びていて、それを使って川を越える“ターザンごっこ”ができたんです。

子どものエネルギーってすごいですよね。
6人の子どもたちが順番に川を越えて、また戻って、また越えて……。
いったい何時間遊んでいたのか、大人たちもよく付き合ってくれたなぁと感心します。😄

数年後に訪れたときには、もうレンゲの花は咲かなくなり、川縁の蔓も「危ないから」と切られていました。

その頃から、公園からもいろんな遊具が少しずつ姿を消していったように思います。

今、どれくらいの子どもたちが、自然の中でこんなふうに遊ぶ経験ができているんでしょうか……。
つい、そんなことを考えてしまいました。


さて今日は、りんごを買ってきました。
そして、赤くならないミニトマトを収穫。
ビニール袋にりんごと一緒に入れて、「追熟」というのを試してみました。数日、様子を見てみようと思います。

チビ庭では、虫との追いかけっこが継続中。

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